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2024-04
月次報告書4月分
クラスメイトとの交流
今月は、韓国人のクラスメイト達とご飯を食べたり、遊びに行ったりしました。今月の上旬頃から親交を深めて、定期的に晩御飯を一緒に食べるようになりました。ある時は日本料理、ある時は韓国料理のお店に行き、その都度、楽しい時間を過ごせました。月の中旬には、受講していたクラスが終わって少し休みができたので、その子達と統一会堂へ観光に行きました。統一会堂は吹き抜けの大きな建物で、洋風の建築様式にアジア系の家具や絨毯が合わさっていたので、とても不思議な空間に思えました。そして下旬からは、新しいクラスでの授業が始まりました。このクラスは、担当の先生が前回のクラスと同じ方達なのでとてもやりやすいのですが、クラスが変わったことで教科書の難易度が上がり、授業内容がやや難しくなっているので、少し苦戦しています。来月には、もっと慣れていけたらいいなと思っています。 【食事】 時々、少し早めに家を出て、少し離れた場所にあるお店まで晩御飯を食べに行っています。同じ料理でも、お店によって味付けや具材が微妙に異なるので、とても興味深いです。 【クラス】 今月は、受講していたクラスが終了するのに合わせてテストがありました。テストは2日間に分けて行われ、1日目は、作文(ライティング)とリーディング・リスニングのテストで、2日目は、先生と1対1でのスピーキングテストでした。スピーキングテストは、事前にある程度お題が決まっていたので、テスト序盤はそれに沿って話していたのですが、途中から先生が積極的に質問してくださったり、日常的なことについて話を結構振ってくださったので、テストにも関わらず楽しみながらできました。 【週末の過ごし方】 毎週日曜日は、東日クラブに参加した後、午後はカフェに移動して、そのクラブを運営しているベトナム人の友達に宿題を手伝ってもらったり、ベトナム語でよくおしゃべりしています。今月は、テスト勉強のために、スピーキングの練習を手伝ってもらいました。 【気候】 先月に引き続き、今月もほぼ雨が降らなかったため、毎日、ただただ日差しが強く暑かったです。その分たくさん汗をかくので、家に帰るたびに汗拭きシートで汗を拭いています。来月ぐらいからは雨季に入るので、涼しくなるとは言われていますが、アリや蚊などの虫が多くなるので気をつけたいと思います。
2024-03
月次報告書3月分
3月 (留学2ヶ月目)
 ベトナムでの留学生活が始まって2ヶ月が経ちました。今月は大学生活にも慣れ、友達と旅行へ行くこともできました。楽しめた一方、気温などの慣れない環境と疲れから風邪を引いてしまいました。3月のベトナムは相変わらず1日中暑く、最低気温27℃最高気温37℃でした。また、乾季なので1日も雨が降りませんでした。 ・学校での生活  今月から新しいクラスに変わり、クラスメイトも増えました。新しいクラスは4時間続きのクラスから2時間ずつのクラスに変わりました。1コマ目のクラスは教科書2の後半を勉強するクラスで、2コマ目のクラスは教科書2の前半を勉強するクラスです。クラスメイトは日本人の他に韓国人、フィリピン人、タイ人、フランス人、オーストリア人、台湾人、インド人、アメリカ人などたくさんの国の方がいます。中旬には2コマ目の授業でテストがありました。テストは2日間に分かれており、1日目にライティング、文法問題、リーディング、リスニングをやります。二日目にはスピーキングのテストがありこのクラスでの授業は終了になりました。その後は、新しく教科書3を勉強するクラスに入ることになりました。教科書3は今まで勉強してきた基礎編とは違い語彙もたくさん増え、問題に対して自分の考えをより詳しく発表するので毎日の予習復習がとても大切になります。新しいクラスは13人いるのですが、年齢層が高く同世代の人が1人しかいなかったので驚きました。授業の復習や課題をやる際に分からないことがある時は、日本語を勉強しているベトナム人が集まるコミュニティの東日クラブに参加して教えてもらっています。 ・学校外での生活  放課後は1人でカフェに行って勉強をしたり、友達とご飯を食べに行ったりして過ごしています。ベトナム料理はとても美味しいのですが、毎日食べているので日本料理の味が恋しくなります。また、ネイルをしに行ったのですが、ベトナムのネイルサロンはクオリティーが高いのに2000円以下ととても安いので驚きです。  週末には、ベトナム人の友達に案内をしてもらってブンタウへ旅行に行きました。ホーチミン市からブンタウまでは高速船で約2時間かかります。ブンタウ名物のBành Khọt (ベトナム風たこ焼き又はミニお好み焼きと呼ばれています。)や南部の名物麺料理のHủ Tiếuを食べに行きました。他には、丘の上に聳え立つキリスト像を見に行ったりビーチへ行ったりしました。旅行は1日だけだったのですが、ベトナム人の友だちが一緒に行ってくれたので楽しめました。  今月も留学先での生活を満喫できたのですが、疲れのせいか風邪を引いてしまいました。幸い症状は重くなかったので病院へ行かずには済んだのですが、治るまでに2週間かかってしましました。
月次報告書3月分
慣れと体調不良
留学して1ヶ月以上が経過しましたが、ようやく1日の流れがルーティーン化してきて、周辺のフィールドマップも少しずつわかってきました。放課後は、大体同じカフェで勉強しているのですが、お店の人が顔を覚えてくれて、いつも満面の笑顔で迎えてくださるのでとても嬉しいです。思い返せば、この3月も終わるのがとてもあっという間に感じましたが、その中でいろんなことを体験しました。オーダーメイドのアオザイを作ってもらったり、現地の友達とカラオケに行ったりしました。カラオケでは、友人2人ともほとんど日本の歌を選曲して歌っていたのですが、すごく上手で、どれも最近の曲だったので驚きました。そんな中、月の後半からは体の疲れからか風邪をひいてしまって大変でした。予想以上に治るのに時間がかかり辛かったですが、そんな時に大家さんが気にかけて、ご飯やフルーツを頻繁にくださったおかげで、なんとか乗り切ることができました。おそらく来月からは、雨季に入るのでまた体調を崩すこともあるかもしれませんが、なんとか乗り切って行けたらいいなと思います。 ※写真の方は、風邪をひいたときに食べていたご飯の一部です。 <滞在先> 部屋にいると、時々エアコンで冷やされすぎて身体が痛くなることがあるので、扇風機と併用して使うようにしています。 <食事> 風邪をひいていた間は、時折日本食が恋しくなったので、配達で日本料理を頼んだり、近くのスーパーで材料を揃えて、家で簡単なお鍋をすることがありました。その時期を除けば、普段は外でローカルフードを食べるようにしています。 <クラス> 授業中はすごく穏やかな雰囲気で、わからないことがあれば、みんな積極的に質問しています。また、休み時間に、お互いに教えあったりすることもあります。 <週末の過ごし方> 東日クラブに参加するのがもうすっかり習慣化して、毎週日曜日はカフェで日本語学部のベトナム人の友達とベトナム語や日本語を混ぜながら会話しています。 <気候> 乾季でほとんど雨が降らないので、毎日ひたすら暑いです。ただ、昼間よりも夜間の方が日没後なので、多少涼しいです。また、日差しに加えて、車やバイクからの排気ガスがすごいので、普段外を歩いている時は、薄い上着で肌を覆い、マスクをつけるようにしています。排気ガスによって喉をやられて、体調を崩すことがあるそうです。 (ちなみに、先日風邪をひいた際は、日本から持ってきていた市販薬を飲んでもあまり効果がなかったので、日本人医師がいる病院で診察・処方してもらいました。)
2024-02
月次報告書2月分
留学生活スタート!!
留学が始まってから2週間ほどが経ちましたが、時が経つのがあっという間だったように感じます。今回、海外も留学も初めてで、渡航前から全てに対して不安だったのですが、着いてからの1週間は、以前、KUISに留学していたベトナム人の友人が何から何まで手伝ってくれたので、無事に乗り切ることができました。彼らには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、その間にKUISのベトナム語の先生にもお会いすることができてとても嬉しかったです。先生は美味しいご飯をご馳走してくださったり、励ましの言葉をたくさんかけてくださいました。 はじめは、不安で泣いてしまったり、怖くて家から出るのも渋るくらいだったのですが、授業が始まった1週間後には慣れて、買い物や外での食事もスムーズにできるようになりました。自分のベトナム語が思うように通じず、落ち込んだり焦ってしまうこともたくさんありましたが、食事したお店の店員さんや東日クラブの人が「ベトナム語、上手だね」と褒めてくれたり、大家さんが「毎日少しずつ頑張れば良いんだよ」と声をかけてくださったおかげで、その都度、気持ちを立て直して頑張ることができました。留学前は、事前準備が大変だったり、渡航日が近づくほど心配であまり眠れなかったりしたのですが、今思えば、留学してよかったと思います。 ※写真の方は、1つがベトナム人の友人と一緒に食べた晩御飯の写真で、もう一つが大家さんがくれたフルーツの写真です。 【滞在先】 過去に留学していた先輩が紹介してくださった、大学近くのアパートにしました。アパートの大家さんは、2人とも本当に優しい方で、頻繁にフルーツやご飯をくださいます。到着した日は、ベトナム人の友人が空港に迎えにくれて、その友人が最初の頃は大家さんとのやりとりをする時に、間に立って手伝ってくれました。ちなみに虫が嫌な方は、渡航後、早めに虫除けのグッツを買い揃えることをお勧めします(私は結構上の階に住んでいるのですが、先日Gに遭遇しました) 【食事】 はじめは、不安でGrabという配達サービスを使って注文していましたが、途中から近所のお店で食事をするようになりました。渡航後、1週間ほどはお腹を下しましたが、生活に慣れてくると自然となくなります。 【通学】 近場なので、徒歩で通学しています。朝早くから授業があるので起床後は少し忙しいですが、時々向かう途中で朝ご飯を買って食べます。 【クラス】 クラスには、いろんな国の人たちがいて年齢もバラバラです。休憩時間になると、みんなでベトナム語と英語を併用しながら会話したり、わからなかったところをお互いに教えあったりして、楽しいです。 【週末】 日曜日は、「東日クラブ」というベトナム語を勉強している日本人や日本語を勉強しているベトナム人の方達が集まるクラブ活動に参加しました。参加する人の年齢や職業は様々で、学生だけでなく社会人の方やインターンの方などもいます。クラブの雰囲気としてはすごく活気があって、あちこちで日本語とベトナム語が飛び交ってるので、すごく不思議な気分になります。 【友人関係】 東日クラブをきっかけにして、クラブを運営している日本語学部の学生さんや参加していたベトナム人の社会人の方・日本人の先輩方とお友達になれました。後日、平日に日本語学部の学生さんにおすすめのお店へ連れて行ってもらいました。 【携帯電話】 私は、到着後すぐに連絡を取れる状態にしておきたかったので、数日だけ使えるSIMカードを事前に日本で購入して持っていきました。家についた後、ベトナム人の友人に手伝ってもらい、現地のSIMカードを購入しました。値段や使用できる期間などを考慮して、空港ではなく、街中にある携帯ショップで買う方がいいと思います。私は、SIMカードを何度も購入しに行くのが面倒だと思ったので、半年分の契約をしました。 【気候】 南部なので日差しが強くて暑いですが、湿度が高くないので日本の夏よりは過ごしやすいです。日中は日焼け防止のために肌を露出しないようにしている人が多いです。時折、スコールが降りますが少しの間降るだけで、すぐに止みます。 【衣服】 日本から持っていった服だけでは足りなかったので、ユニクロなどで買い足しました。こっちのユニクロは、日本よりも価格が少し高いかもしれませんが、紫外線対策の服や速乾性の高い服などを中心にバリエーションが多いのでありがたく、とても着心地が良いです。
2023-12
留学成果報告書12月分
サイゴン留学まとめ
【派遣先大学について】 (1) 基本情報 ・設立年 1957 年 ・学生数 22000人 ・設置学部 28学部 ・その他 (2) 所属した学部、コース、プログラム等(原語および日本語訳) Khoa tiếng Việt học / Khoa Việt Nam học. (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業、所属学部選択の制限など ベトナム語学部ではそれぞれのレベルに合った授業を受講することができる。2時間の授業と4時間の授業とプライベートコースの3タイプがあるが、交換留学の場合でも、プライベートコースは有料。 ベトナム学部では、人文大学の正規の学生(1〜4年生)が受けている授業から自由に選択して選ぶことができる。 ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプションがあったか あり。最初から学部で授業を受けるにはある程度のベトナム語能力を証明する資格等が必要。多くの場合はベトナム語能力試験でB2〜C1ほどが求められるそうだが、その情報も実際あてにならなかった。しばらくベトナム語学部の方で勉強していて、ある程度のベトナム語能力が認められている場合は資格が必要ない場合がある。しかしそのあたりの明確な線引きはないように見えた。実際、ベトナム学部の正規の学生のベトナム語レベルも人によって様々で、中には全然話すことができない人もいて驚いた。 (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 大学の雰囲気はそこまで厳しくなく、穏やかな雰囲気であると思う。他の大学では、サンダルや膝が見えるズボンは禁止などあるがここはそんなことはない。ベトナム語学部、ベトナム学部ともに外国人が100%である。 (5) 課題や試験(KUISとの違いや負担の大きさなど) ベトナム語学部では宿題はなかった。ただ、次の授業の予習は欠かせない。ベトナム学部では毎回のように宿題がある。Zaloというチャットアプリを使って宿題を提出したり、クラスの情報を発信していたりするので、いち早くそのクラスに馴染んでクラスメイトからzaloや情報をもらえるかが大切だった。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困った時はベトナム語学部のオフィスに行っていた。特に、ベトナム語学部で自分に合ったレベルのクラスがもうなくなってしまった時に、ベトナム学部に移動することの助言を頂いたのでとても助かった。 (7) オリエンテーション (オリエンテーションがあったか、あった場合その内容) なし。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) ベトナム語学部は、クラスが終わるタイミング(2ヶ月or4ヶ月ごと)でオフィスに行き、授業の登録をする。 ベトナム学部は、ベトナム語学部のオフィスより建物の奥にあるベトナム学部のオフィスに行き、シラバス一覧の資料をもらって、そこから授業を選ぶ。登録用の紙をもらう事ができるので、その紙に書き込んで担当の人に提出する。 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 語学の向上はもちろんのこと、日本側から見たベトナムだけではなく、ちゃんとベトナムに住むことによってベトナム側に立って考える力がつくと考えていた。また、時間がある大学生活の中で、少しでも違う世界を見て自分自身の価値観や多様性を向上させたかった。 (2) 留学先を選んだ理由 サイゴンを選んだのは天気や人の暖かさが自分自身と合っていると思っていたため。今の大学は、外国人に対してのベトナム語教育の歴史が長く、尚且つサイゴンの中心に位置しているため国際色豊かなサイゴンを一番感じる事ができると考えたため。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 文法はともかく、単語量をもっと増やすべきだった。 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) もっと積極的に話しかけたり、コミュニケーションを取ろうとするマインド。日本人だからといって遠慮しない。 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) 留学中は日本人の友達を作らないようにしていましたが、意外とベトナム人の友達は日本人繋がりでできる事が多かった。そう意味では日本人の友達を持つことは悪くないと思った。友達とは、カフェに行くことが一番多く、次にサッカー、たまに遠出した。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと ベトナム語はもちろんのこと、ベトナム人がどれほどベトナムの文化を重要視しているのか、ベトナムの社会構造など、ベトナム内のことを多く知る事ができたと思う。また、これまでKUISでは客観的に学んできたベトナムの文化や社会について主観的に考えることによって、また違った見方をする事ができた。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 東日クラブをはじめとした日本語クラブ。東日クラブは申し込み不要。他の日本語クラブ等はフェイスブックを使用して見つけ、申し込むことができる。 (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 活動を通して、ベトナムの良いところも悪いところも見えてきた。悪いところが見えるのは個人的に良い事だと思っていて、それはこれから仕事をする時にベトナムと関わるのであればしっかりとその弱点を把握できているという事だと思う。また、逆にそれによってこれまであまり良いイメージを持っていなかった日本の社会の良いところも見えてきて、留学を終えた今ならもっと日本の社会のいい部分を自分なりに見つけて楽しむことができると思う。 (9) 留学で達成した最も大きなこと ベトナム語の能力としては、10月に受けた擬似のベトナム語能力試験でC1の結果を出すことができた。普段の活動では、12月に在越日本大使館からのご招待を頂き、ASEAN-JAPAN Youth Festivalに日本の代表の学生として参加することができた。ASEANの各国の代表と英語でのディスカッションを踏まえて様々なことを学んだ。ベトナム語とは直接の関係はないが、日頃の授業の事があったからこそ、大学からの推薦を頂いたと思う。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 積極的にベトナム語に触れるようにすることと、 日本に慣れずに、それぞれの国で感じた良さを忘れずに何事もチャレンジしていく。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 普通に手続きやメールの返信を忘れられている時があるので、遠慮せずに催促する。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 東京のベトナム大使館(特にテト前)はかなり混んでいるので、日程に余裕を持って行く。 (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) ベトナムエアラインの公式HP (4) 渡航したルート 成田→サイゴン(直行) (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) 徒歩 (6) 滞在先住居を探した方法 サイゴンでの不動産業者をネットで探して、その不動産業者に物件を紹介してもらったが、その後にその不動産業者は介入することはなく、大家さんと直接交渉を進めました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 現金or銀行送金 冷蔵庫、エアコン、テレビ、ケトル、電子レンジ、IH、 日本製品も多く、状態も良い。 (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) 正直ベトナムは大家さんとの相性がかなり大きいと思うので引越し前提で借りてもいいかもしれません。大家さんとの相性がいいと本当に充実して、そこからまた交流が広がります。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) プラチナパスポートで全て完結させていました。(現在はサービス終了済み) カードは少し高価な店であればほとんどの店は対応していました。 (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 大学の先生がちょうど帰省していたので、一緒に携帯ショップに行って契約しました。 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内のwifiはため息が出るほど使い物にならない。カフェでの無料wifiの設備の良さは日本以上。その代わりsimの通信はそこまで良くないように感じたが、使えないほどではない。 (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 現地でインフルエンザA型に感染。東京海上火災保険に連絡し、最寄りの病院を受診し、診察料金、処方された薬の料金など何も負担することなく完治した。 (5) 日本から持っていくべきもの 遠慮しないマインド (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 特に危険な状況になることはなかったが、家の鍵やカード類は紐でリュックに固定していた。野良犬に注意する。 (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 毎食は大体外食で、一日大体800円行かないくらいだが、友達とご飯に行ったり、頻繁にカフェに行くとその分かさむ。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 日頃から大家さんと多くお話ししたり、ニュースなどはベトジョーをたまに見ていた。 (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 最初に話してみて怒っているように見えるおばちゃんやおじちゃんでも仲良くなるとすごく優しいので、すぐに敵対するのではなく、寛容に受け止めて、明るく返せたらいい。 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) 商社 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法) ベトナムでオンラインにて就職活動をした。 (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 語学を生かすこともそうだが、せっかく色々な経験をしてきたのだから、ビジネスでも私生活でも視野を広く持って寛容で寛大な人間になる。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 私は2年生から留学を希望しましたが、結局4年生になるまでコロナで行くことができませんでした。3年生の後期には正直留学を諦めていましたが、4年生の前期になってやっぱりこのまま卒業はできないと思い、もう一度4年生をやり直して留学に行く決意をしました。コロナなんて状況ではなかったら4年生で留学に行く人などいないわけで、就活もどうなるかわからなかったけれど、本当にあの時に決断した自分、支えてくれた国際戦略部の先生、そして何より両親に感謝しています。それほどこの一年が私に与えてくれたものは大きかったです。私も2年前は留学を目指す学生として先輩達の留学webを読んでいましたが、本当に今は先輩達と全く同じく、「留学に行かないなんて考えられない」と感じています。日本人として他の国の人と接したり、教科書でしか学ばなかったものを目の前で体験したり、日本ではないような理不尽な体験などの一つ一つの経験が自分自身の考え方を変えてくれました。そしてそれらの経験を繋いでくれたのは言語でした。語学を学んでいるのは、ただコミュニケーションをとる為ではなくて、コミュニーケーションによってさらにもう一歩先を学ぶためなのかなと強く思った一年でした。4年生でこんなにギリギリで留学しても本当に留学してよかったと心から感じています。なので過去の私のような境遇にある方がいるのであれば是非おすすめしたいです。
月次報告書12月分
ASEAN-JAPAN Youth Festival
今月は「ASEAN-JAPAN Youth festival」に参加しました。 このイベントではベトナムの青年団体が主催していて、ASEANと日本の国交樹立50周年を記念し、各国の推薦された生徒達が集まって交流を深めるものでした。私は人文大学のベトナム学部でご縁があり、在越日本大使館に推薦して頂いてこのイベントに参加させて頂きました。 イベントは2泊3日あり、各日程で気候変動や教育の問題、人口問題などのディスカッションを英語で行い、それをプレゼンテーションしたり、マングローブの森での植林、国交樹立50周年を記念したパーティなどに招待して頂いたりなど、様々な経験をすることができました。 ディスカッションやパーティーなどでASEANの各国の学生と交流を広めていく中で、自分自身の英語力や、神田外語大学でこれまで学んできた授業の知識が生きる機会が多くあり、私の神田外語大学での4年間を総括するような3日間でした。 それと共に各国の学生達が受けてきたであろう教育のレベルの高さと彼らの吸収力の高さ、コミュニケーション能力、何事に対しても興味を持つ姿勢に私はとても感化されました。 もちろん彼らが各国の学生の中でトップレベルの教育を受けていることは承知の上ですが、彼らの持つ能力やこのイベントに対しての姿勢は、私にASEAN各国が今後も更なる発展を遂げることを安易に想像させました。 この留学期間中にベトナム以外の国の人と交流機会は非常に少なかったですが、この期間中はASEANのほぼ全ての学生と関わることができ、特にミャンマーなどの国内事情が複雑な国の人とも交流することができたのが個人的に嬉しかったです。戦争や内戦などに対して外野からしか見ることができない日本人にとって彼らの話はとても新鮮で、言葉には表せないほどの複雑な気持ちになりました。これまで授業やニュースでただその情報を頭に入れている時とは違い、目の前にいる人がその悲惨な状況下にあるということは留学ならではの体験だったと思います。 このイベントに参加した多くの学生はその後それぞれの国に帰ってしまいましたが、何名かはベトナムに滞在しているとのことで、年末のカウントダウンやトゥンドゥックタン大学でのサッカーのイベントに招待してもらい長く交流を続けることができています。特に年末のカウントダウンは在越インドネシア大使館に招待していただき、そこでも新たな人との交流があり、日を重ねるごとに交流の輪が広がりました。 1月末に帰国なので彼らとお別れなのはとても悲しいですが、このイベントに与えてもらった経験やパワーを忘れずに社会人になっても目標に向かって努力できる人間になりたいと思います。
2023-11
先日の「ベトナム文化基礎」の授業にて、ベトナム文化の考え方の元となっているÂm Dương Ngũ Hành(陰陽五行)について学びました。 陰陽五行とは、「Âm(陰)とDương(陽)」と「五行 Hỏa (火), Thủy (水), Mộc (木), Kim (金), Thổ (土)」という要素に分けられる考え方、思想のことです。中国からベトナムに輸入された思想で、食べ物や生活、医学まで影響を与えているそうです。日本文化にも、陰陽師やおせち、一部の占いなどでその考え方が残っているそうです。 簡単に説明すると「陰」と「陽」は反対の存在ですが、それらの要素をバランスよく保つべきという考え方や、「五行」の中の要素でもバランスや相性の良いものと悪いものがあり、それらを意識して生活したり、文化を構築していく考え方です。 例えば、自分の体調が悪い(陰)時には、(陽)の性質があるお粥を食べるべき。 家族は子供(陽)と祖父祖母(陰)と父母(陰と陽の間の存在)で構成されている。 また、結婚するときには相手の五行属性と自分自身の五行属性の相性を気にするようです。 なぜ陰陽五行の授業を紹介したかというと、今月はまさに「陰」と「陽」の月だったからです。 今月の初めには休みを利用して友人とタイとマレーシアに行きました。(陽)しかし、ベトナムに戻ってきた直後にインフルエンザにかかり 39度の熱が出て、中間テストを受けられませんでした。(陰)その後、フーコックに行きました。(陽)しかし、乾季に入ったからか、謎の咳がずっと止まらなくなりました。(陰)その後、以前から予定していたベトナム国内に旅行に行きました。(陽)しかし、なにもない場所で転んで両腕から出血しました。(陰) 旅行に行ったり、インフルになったり、陰と陽を行ったり来たりの激動の1ヶ月でした。ただ、結果的に本当に陰と陽のバランスが取れていて驚きました。 留学生活残り2ヶ月程ですが、無事に日本に帰ることができるように頑張りたいと思います。 写真は全ての元凶の陰陽五行の授業と「陽」最高潮のフーコックです。
2023-10
月次報告書10月分
【新しい授業】ベトナム学部
ついに留学期間も残り3ヶ月になりました。 今月も色々なことがありましたが、一番大きなことは、ベトナム学部に移動したことです。 これまで、KUISからの留学生でベトナム学部に移動した学生はこれが初めてとの事を聞いたので、これからもし同じようにベトナム学部で授業を受けてみたいという学生の方のためにその条件や授業内容の感想を今月は書きたいと思います。 <今月起こったこと> これまでベトナム語学部という場所で、ベトナム語の授業を受けてきましたが、先月のレポートでも書いたように、次のレベルのクラスに生徒が十分集まらなかったので授業が開講されませんでした。そのため、先月はしょうがなく同じレベルのクラスをもう一度受講していたのですが、今月も同じ状況になりました。ただ、3度も同じ授業を受けるわけにもいかないため、ベトナム語学部に事務所に相談をしたところ、特別にベトナム語学部ではなく、ベトナム学部で授業を受けれることになりました。 <ベトナム学部とは> ベトナム学部はベトナム語の授業もありますが、主にはベトナム語でベトナムの政治、経済、文化、歴史などを学ぶことができる学部です。主な学生はホーチミン人文社会科学大学に「留学生」としてではなく普通の「学生」として入学している外国人の学生達です。これまでのベトナム語学部では、主に「留学生」がベトナム語を勉強していました。 <ベトナム学部で授業を受ける条件とその例外> 本来であれば、ベトナム学部はベトナム語能力試験B2以上を持っていなくてはならないと聞いていました。ベトナム語能力試験は交換留学生であれば3,000,000vnd(日本円で18,000円)もするので、そこまで気軽に受けられるものではありません。 しかし、ベトナム学部の先生によれば、その資格はの条件は留学に来たばかりの時などの「ベトナム語能力が未知数の生徒」に対してある程度のベトナム語能力を証明するために設けているそうです。なので、例外として私のように、「既に半年間ベトナム語学部で勉強し、ある程度のベトナム語の能力を証明できているような場合」は、資格等は必要ないとのことでした。(参考程度に、私がベトナム語学部で最後に受けていた授業はsách4の後半の授業でした。明確にどのレベルの授業を受け終わったらベトナム学部に行けるなどの条件はありませんでした。ただ個人的には、今回のケースからしてsách4を終えていれば確実だと思っています。) <ベトナム学部の授業> 上に書いたようにベトナム学部は、ホーチミン人文社会科学大学に「留学生」としてではなく普通の「学生」として入学している外国人の学生達が所属しています。授業は KUISの様にさまざまな授業がある訳でなく、かなり限られていてます。普通の学生として所属している彼らは、それぞれの学年で受ける授業が完全に決まっているそうで、ほとんど授業を選択するという事はないそうです。ただ、交換留学生の場合は1年生から4年生の全ての授業から好きに選ぶ事ができます。ベトナム学部の事務所に行くと、全ての授業のシラバスのリストを渡され、その中から授業を選んで紙に書いて履修しました。 基本的に授業時間は90分に統一されているわけではありません。中には1コマ5時間の授業もあります。1年生の授業はベトナム語基礎の4技能、2年生はベトナム語応用の4技能、3、4年生になると、「ベトナムの文化基礎」「ベトナム共産党の歴史」「マルクス・レーニンの政治経済」「社会学大全」「ビジネスベトナム語」「メディアベトナム語」などの授業があります。 特に、4年生の「ビジネスベトナム語」「メディアベトナム語」は、これまで勉強していたアカデミックなベトナム語ではなく仕事などで実用的な(英語でいうところのTOEIC英語の様な)ベトナム語を勉強することができます。ベトナムでの就活後、内定先の企業が参加するベトナムでの展覧会などに何回か参加する機会があったのですが、そこでのビジネスの会話が普段学ぶ単語とは全く違く、何もわからなかった事があります。なので、もし将来ビジネスの場などでベトナム語を使いたい方には、この授業はとても良いと思います。 授業の特徴として、プレゼンがかなり多い印象です。一つの授業につき、一学期で3回程プレゼンをするそうで、私は学期の途中からクラスに入ったので、初めて受けた週の次の週に、「気になる社会学者二人について」と「ベトナム文化がインド文化に受けた影響」についてロシア人とペアを組んでベトナム語で発表するカオスな状況にありました。 学年にはそれぞれ1人クラスリーダーがいて、必要なお知らせやプレゼンの時のチームはクラスリダーが中心になって行われるので、最初にクラスリーダーが誰なのかを聞くとスムーズにクラスについていけると思います。 <授業でのベトナム語レベルと授業の進め方> 2年生の授業でのベトナム語レベルはそこまで高くない印象(sách3くらい?)です。しかし、3、4年生の授業は容赦ありません。先生はベトナム人の学生に話すスピードで授業を進めてくるし、授業内容もおそらく日本語でも理解に苦しむ内容です。教科書は無く、先生が毎時間 PDFのデータを送ってくださるので、 ipadでPDF見ながら、パソコンにノートとって、スマホで単語の意味を調べるという方法をほとんどの生徒がしています。 <メリット・デメリット> -メリット- - ベトナム語を学びながらベトナムの文化や歴史、政治経済を学ぶことができる。 - 自分で授業を選ぶので、好きに時間を作ることができる。 - 様々な学年の授業に参加できるので、一気に友達が増える。 - その授業内容に関するかなりコアなベトナム語を勉強できる。 - ベトナム語レベルが高いので、かなり鍛えられる - ベトナム語でのプレゼンを経験できる -デメリット- - ベトナム語レベルが高すぎるクラスがある - 学期中は休んだり旅行に行くことが難しい(単位が取れないと単位の振替ができない。旅行といっても急にベトナム人の友達の故郷に誘われた時や、経験や文化理解としてベトナムの各省に行こうとしても、出席が足りないと単位が取れないので、行けない事がある。個人的にそういう機会も留学ならではだと感じているのでそれが制限されるのは厳しい。) - クラスの人数が多い(1クラスおよそ20人くらいなので、ベトナム語学部の様な少人数型クラスよりは発表回数が限られる) - わからないと置いていかれる また、私は先月から突然この学部で受けることになったので、来月に4-5週間くらいでベトナムを回る旅行の予定を入れてしまっていました。これまでのベトナム語学部であれば時間換算で単位振替がされますが、この学部では成績がFだと単位振替ができません。このままだと、旅行で出席が足りずに単位を落としてしまいますが、私は現在卒業単位数は全て取り終わっている状況なので、先生にこれまで就活でずっとベトナムでやりたかったことをまだできていないこと、卒業単位は取り終わっていることを伝え、先生と相談し、休む許可をもらいました(単位は落とすかも)。なので、単位は取れるかは正直わかりませんが、参加できる授業を一生懸命参加しようと思います。 今現在ここまで授業を受けて思ったのは、初めてベトナム学部で授業を受けるにも関わらず、調子に乗って授業を取りすぎたなと感じています。他のクラスメイトに履修している授業を伝えると驚かれるくらいとってしまい、授業の予習などが追いつかなくなりそうなので、来月は(できたら)履修を変更するなどして改善したいと思います。
2023-09
月次報告書9月分
【LGBTQ+】Pride Parade HCM
留学生活も3分の2が過ぎ、いよいよ終盤戦です。 授業は次のレベルのクラスが生徒不足で開講されず、先月と同じクラスをもう一度受講しました。 そのほか学校生活や日常生活で変わったことは起こりませんでした。 ただ、先月就活から解放された私は、これまで失われた留学の時間を取り戻すべく、今月はさまざまな場所やイベントに参加しました。そのうちの1つの「Pride Parade」を紹介します。 「Pride Parade in HCM」  9月末にホーチミンではプライドパレードというLGBTQ+の多様な社会を目指したイベントが行われました。プライドパレードは世界中で有名なイベントで、日本でも東京や大阪などで度々行われています。しかし、私のセクシャリティーはストレートで、LGBTQ+には当てはまりませんが、多様性を認める社会には賛同するし、以前LGBTQ+に関する授業をとった時からプライドパレードには興味があったので、実際に海外のプライドパレードに混ざって性的マイノリティーの方とコミュニケーションをとってみたいと考えていました。 イベントは3日間あり、ホーチミンの各地でさまざまな催しがありましたが、私が参加したのは、グエンフエ通りをレインボーな服装、グッズを持って歩くパレードのようなメインイベントでした。 そこにはベトナム人はもちろん、アメリカやヨーロッパの方も多く、皆がフレンドリーな雰囲気でした。見知らぬ日本人である私にも仲良くしてくれ、彼らとは写真を一緒に撮ったり、英語やベトナム語でお話ししたりしました。  その中で「君のセクシャリティーは何?」と聞かれることが何回かありました。その度に私はドキッとしました。なぜなら私はストレートであって、LGBTQ+の枠には当てはまらないからです。ただ、嘘をつくわけにもいかないので「実はストレートなんだよね」と言うと少し驚かれました。「ただ、LGBTQ+のように多様な社会には同意するし、みんなの想いを知りたくて来たんだよ」と言うとみんな仲良くしてくれて、レインボーの旗をくれました。  今の社会ではストレートがマジョリティでLGBTQ+がマイノリティですが、パレードの日のコミュニティでは私がマイノリティで、彼らがマジョリティでした。だからこそマイノリティである私がセクシャリティーを聞かれた時はドキッとしました。でも、逆に日常生活では彼らはずっとマイノリティとしてこういう思いをしていたのかなと感じました。この機会で人生で初めて擬似的に性的マイノリティ側の経験をすることができました。  LGBTQ+は世界でもかなりトレンドのワードなので注目されていますが、まだまだ他の分野でもマイノリティによって生き辛い人達もいるのかなと思います。そのような人たちの考えを受け入れるかどうかは個人の自由だと思いますし、私自身も正直まだ理解できない考え方とかコミュニティはありますが、例えそうであってもその人達を否定し、自分の考え方を押し付けるようなことにはなってほしくないと思いました。 理解できなくても「それも君の考え方だよね」で収まる社会であって欲しいです。
2023-08
留学成果報告書8月分
ホーチミン留学の詳細
【ホーチミン人文社会科大学】 (1) 基本情報 ・設立年 :1957 ・学生数 :29000 ・設置学部 :日本語学部、ベトナム語学部など (2) 所属した学部:ベトナム語学部、ベトナム語コース (3) プログラムの概要 ・履修可能な授業:ベトナム語、所属学部選択の制限:ベトナム語授業のみ ・学部留学の場合:選択した学部・学科以外の授業を履修できるか:出来ない ・学部留学の場合:語学コースを並行履修できるか:出来ない (できる場合、申し込み方法、有料か無料か、有料の場合費用・スケジュールなど) ・語学留学の場合:学部科目を履修できるオプション:ない (4) 大学の雰囲気、留学生や日本からの学生の割合や人数 留学生は殆どが韓国人と日本人。中国人や欧米人も少人数だがいる。 (5) 課題や試験 (KUISとの違いや負担の大きさなど) パソコンで授業で習う範囲が終わったら全体のテストがある。リスニング、文法、長文がある。クラスのレベルが上がるに連れてリスニングのレベルがかなり高くなると感じた。 (6) 困ったときに相談できたか、相談窓口はどこか、どのようなサポートを受けられたか 困った時はベトナム語学部のオフィスに行けば相談に乗って貰える。授業の終わりごとにオフィスに行って次のクラスの予定もその場所で聞く。 (7) オリエンテーション オリエンテーションなし、体験授業はあるようです。 (8) 履修登録 (履修登録のタイミング(渡航前・渡航後)や、履修登録の方法など) 渡航前、後どちらでも可能 【自身の留学について】 (1) 留学を決意した理由 将来客室乗務員になりたいので、英語以外の強みであるベトナム語を伸ばしたいと思ったため。また、ベトナム語は発音が難しく自力ではなかなか上達が難しく現地に行って毎日正しい発音を聞ける環境に行くため。 (2) 留学先を選んだ理由 日本での授業では北部弁を習っているが、南部の友人が現地に多く関わりがあったため、南部の言葉を学ぶ為にホーチミンに決めました。 (3) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(学習面) 単語の学習、リスニング練習 (4) 留学のためにした準備/しておけば良かったと思う準備(生活面) 留学費、家賃 (5) 留学中の交友関係 (どのようなきっかけで交友関係が広がったか、どのような活動をしたかなど) クラスの友達の紹介。 東日クラブという日本語の会話クラブに参加した。 (6) 授業についての全般的な感想、学んだこと 比較的発言しやすく和やかな雰囲気で授業を受けやすい。教師によってベトナム語のみだったり英語を使って説明する人もいるが、レベルが上がるに連れてベトナム語の割合が高くなる。 (7) 授業外で参加した活動 (ボランティア、サークルなど:参加した場合申し込み方法) 東日クラブ,(日本語で会話するクラブ、日本人とベトナム人の交流が活発的に行われている) (8) 授業外の活動についての全般的な感想、学んだこと 授業外で東日クラブという日本語で会話するクラブでたくさんのベトナム人と交流することが出来ました。そこで、仲良くなったベトナム人と新しいベトナム文化について教えてもらったり、ベトナム語の発音を直して貰えました。 (9) 留学で達成した最も大きなこと 相手に伝わるような発音を習得したこと。留学前は簡単な単語ですら聞き取ってもらえなかったので留学中は出来るだけたくさん話して修正を繰り返しました。 (10) 今後どのような学習を継続していきたいか 習ったことや学んだことを復習しつつ新しい単語や文法など継続して勉強していきます。 【渡航・滞在先住居について】 (1) 派遣先への出願 (気を付けるべき点など) 早めに書類を出す。 (2) ビザ申請 (気を付けるべき点や、申請から発行までにかかった時間など) 二週間以上かかる場合もあるので早めがベスト (3) 航空券を予約した方法 (旅行代理店や利用したウェブサイトなど) JALの公式サイト (4) 渡航したルート 日本からベトナムの直行便 (5) 最寄りの空港から大学または住居までの移動 (大学の出迎えサービスがあったか、どの交通機関を使用したかなど) バスとタクシーを使いました。 (6) 滞在先住居を探した方法 (大学の寮に申し込めたか、寮に滞在した場合は申込みの方法やいつ頃申し込んだか、不動産業者や特定のウェブサイトを使用した場合はその名称やURLなど、住居を手配した方法を詳細に記入してください) Facebookでホーチミンの家を紹介しているグループを見つけて連絡しました。 (7) 滞在先住居についての詳細 (費用の支払い方法、設備や備品は何があったか、メンテンスの状態など) 設備は基本的に整っている、家賃は手渡し (8) 滞在先についての感想、アドバイス (どのような生活をするべきか、何を持っていくべきかなど) :基本的に家具は揃っているので特別に家具を買う必要はない。私はゴキブリが嫌だったので対策グッズを持って行きました。 【滞在国・地域での生活について】 (1) 現地での支払方法や現金の調達 (どの支払い方法を主に使用していたか、現金をどうやって引き出したか、日本からどうやって送金したか、クレジットカードはどの程度使用できるかなど) 現金はATMで引き出した。家賃は日本円を持って行って両替した (2) 携帯電話 (現地で携帯電話やSIMカードをどうやって購入したかなど) 携帯ショップで購入 (3) インターネット (キャンパス内や住居、街中でのインターネットの繋がりやすさなど) キャンパス内にWi-Fiがあるが繋がりづらい (4) 医療 (現地で病院にかかったか、その際の対応はどうだったか、困ったことはあったかなど) 咳が出て薬局で薬を買った (5) 日本から持っていくべきもの 調味料 (6) 治安状況 (どのような危険があるか、どうやって情報を入手したか、どのような対策をしていたか) 中心街は比較的安全だがスリが多い (7) 食事 (毎食どのように用意したか、大学の学食があったか、学食や外食はいくらくらいか) 自炊、大学に食堂あり。一食300円くらい。 (8) 情報の入手 (書籍やウェブサイト、ガイドブックなど、現地の情報をどのように入手したか) 友達に聞いた (9) 特筆すべき文化や習慣の違い、気を付けるべき点 車やバイク優先 【進路について】 ※目標編(非公開)と重複しても構いませんが、公開することが差し支える内容は目標編に記載してください。 (1) 留学終了後の進路 (就職、進学、未定など、決まっておりかつ公開が差支えなければ就職先や進学先) :未定 (2) 現地での就職活動や進学準備 (現地から日本の企業に就職活動をしたか、日本企業のジョブフェアなど現地で就職活動をしたか、大学院の進学準備をどのように行ったかなど、した場合その方法):行っていない (3) その進路に対して留学経験をどう活かすか 進路は決まっていませんが、客室乗務員になりたいので語学力のみならず、文化の違いを理解して接客出来る人材になりたいです。 【今後留学を目指す学生へのアドバイス】 私は、留学中は新しいことをたくさん学べる環境にあるのでもっと単語の勉強をしてから留学に行けばよかったなと思っています。新しい単語は日本にいても自分で出来るし覚えるのに時間がかかるからです。単語が分かればリスニングもより上達するし現地で他の勉強に当てられると思います。
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